【自衛隊機へのレーダー照射問題】小泉進次郎防衛相の発言について

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Politics

2025年12月10日、小泉進次郎防衛相は記者会見を開き、中国軍機による自衛隊機へのレーダー照射問題について説明しました。小泉氏は、中国側から事前に訓練に関する具体的な情報が提供されていなかったことを強調し、「危険の回避のために十分な情報がなかった」と述べました。

レーダー照射の経緯

  • 事件の発生: 6日、中国海軍の空母「遼寧」から発艦したJ15戦闘機が、沖縄本島南東の公海上で自衛隊のF15戦闘機に対して2回にわたりレーダーを照射しました。防衛省はこの行為を「危険な行為」として強く抗議しています。
  • 中国側の主張: 中国メディアは、J15の発着艦訓練について事前に通告したとする音声を公開しましたが、小泉氏は「訓練を行う空域や時間についての具体的な情報は自衛隊には伝えられていない」と反論しました。

小泉防衛相の見解

小泉氏は、F15がJ15の領空侵犯に備えてスクランブルしたことは当然の措置であり、「事前通報の有無に関わらず、自衛隊の行動は適切であった」と述べました。また、中国側が自衛隊機からのレーダー信号を感知したと報じていることに対しては、「航空自衛隊のF15がレーダーを使用した事実はない」と否定しました。

今後の対応

小泉氏は、再発防止に向けて引き続き中国側との意思疎通を図る考えを示し、必要に応じて適切な主張を行う意向を表明しました。この問題は日中間の緊張を高める要因となっており、今後の動向が注目されます。

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