自民党の高市早苗総裁は9日、国会内で菅義偉元首相や岸田文雄前首相とそれぞれ会談し、鈴木俊一幹事長が同席しました。会談では、公明党との連立継続や党運営について意見を交わしたとみられています。
公明党内には、自民党との連立から離脱すべきだとの意見も存在しており、高市氏が菅氏の事務所を訪ねて20分程度話し合ったことから、打開策を模索した可能性があります。菅氏は公明党との太いパイプを持っているため、連立の行方に影響を与えることが期待されています。
連立合意の先送りと「政治とカネ」問題
高市氏と公明党の斉藤鉄夫代表は7日の会談で連立合意を先送りしました。これは、自民党の「政治とカネ」問題についての隔たりが残っているためとされています。この問題は、連立政権の安定性に影響を与える重要な要素となっています。
高市総裁の就任後、党内の意見が分かれている中で、今後の連立の行方や党運営がどのように進展するかが注目されます。

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