Kraken、FIFAワールドカップ2026の公式暗号資産取引所サポーターに就任

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暗号資産(仮想通貨)取引所のKraken(クラーケン)は6月9日、6月11日に開幕する「FIFAワールドカップ2026」の公式暗号資産取引所サポーターに就任したと発表した。この提携により、KrakenはAdidas(アディダス)、Coca-Cola(コカ・コーラ)、Visa(ビザ)、Hyundai-Kia(ヒョンデ・キア)といったFIFA(国際サッカー連盟)の長年の企業スポンサーと肩を並べることになった。

大会概要と提携の狙い

今大会は出場チーム数が前回までの32から48に拡大され、アメリカ、メキシコ、カナダの16都市で104試合が行われる、ワールドカップ史上最大規模の大会となる。6月11日から7月19日までの約7週間にわたり、累計で60億人を超えるファンがテレビ視聴などを行うと見込まれている。

Krakenは世界のサッカーファンに向け、大会期間中に体験型イベントや製品体験を展開し、暗号資産の認知度向上と普及を図る。提携は6月10日の「FIFAワールドカップ2026カウントダウンコンサート」から始まり、北米と欧州でファン向けの製品体験や暗号資産教育キャンペーンを実施する予定である。

Krakenの共同CEOであるArjun Sethi氏は、「サッカーも暗号資産も国境を越える。両者は協力して、よりオープンなグローバル金融とデジタル体験を促進する」と述べている。FIFAの最高商業責任者Romy Gai氏は、この協力はテクノロジーとイノベーションを通じてファン体験を向上させることを目的としていると説明した。

Krakenのスポーツスポンサーシップ戦略

Krakenはスポーツ分野のスポンサーシップに力を入れており、これまでにもサッカークラブのトッテナム・ホットスパーやアトレティコ・マドリード、RBライプツィヒ、さらにはF1チームのウィリアムズ・レーシングなどと提携している。また、サッカー界の著名人であるFabrizio Romano氏やLukas Podolski氏とも協力関係にある。

暗号資産業界における意義

暗号資産業界による大型スポーツスポンサー契約は、複数の企業が2022年のNFLスーパーボウルでCMを展開した「クリプト・ボウル」以来の事例となる。この提携は、2022年末のFTX破綻以降、冷え込んでいた暗号資産企業のスポーツスポンサーシップ市場の復活を示すものと見られている。

一方で、大会開幕を目前に約18万枚のチケットが転売市場に出回っているとの報告もあり、スポンサーの露出に影響を与える可能性も指摘されている。また、FIFAの公式スポンサーリストに暗号資産企業が掲載されていないことや、規制当局からの懸念も存在する。

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