オンチェーン分析プラットフォームNansen(ナンセン)は、2026年2月3日に新たなトークン化インデックス商品「NX8」を発表しました。この商品は、株式市場におけるETF(上場投資信託)のように、複数の暗号資産をまとめて1つのトークンとして売買できる仕組みを提供します。
NX8の特徴
- 運用手数料: 無料
- 取引所: OrcaやJupiterなど、主要なソラナ(Solana)上のDEXで取引可能
- 構成銘柄:
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ソラナ(SOL)
- バイナンスコイン(BNB)
- トロン(TRON)
- ハイパーリキッド(HYPE)
- アバランチ(AVAX)
- スイ(SUI)
投資家はNX8を購入することで、これら8銘柄それぞれを個別に購入・管理する手間を省き、簡単に分散投資が可能となります。
NansenのCEOのコメント
NansenのCEO、Alex Svanevik氏は「NX8は長期的な暗号資産ポートフォリオの基盤資産として設計した」と述べ、ビットコイン単独では市場全体の動きを捉えきれなくなっている現状を踏まえ、NX8がポートフォリオを補完する選択肢として位置づけられていることを強調しました。
OpenDeltaの見解
NX8の発行元であるOpenDeltaの共同創業者、Nick Schteringard氏は「ユーザーと開発者の獲得に成功したレイヤー1という明確な勝者が現れた」とし、採用されたネットワークが強力なネットワーク効果に支えられ、市場シェアを拡大し続けるとの見方を示しました。
クロスチェーン対応と利回り獲得
NX8はSolana上で発行され、クロスチェーン通信プロトコルLayerZeroのOFT(Omnichain Fungible Token)規格を採用しています。この規格により、NX8は単一のトークンを複数のブロックチェーン上でネイティブに利用可能となり、他チェーンへの展開も可能です。また、保有中はサードパーティのDeFiアプリケーションを通じて利回りを獲得することもできます。
規制準拠とポイントプログラム
NX8の裏付け資産は、規制準拠のカストディアンが保管し、リアルタイム検証の仕組みも導入されています。さらに、保有者はNansenの「シーズン3 ポイントプログラム」でポイントを獲得できるロイヤルティプログラムの対象となります。
新戦略「JVP」の第1弾
NX8は、Nansenが2025年12月に発表した「ジョイントベンチャー・プロトコル(JVP)」の第1弾プロダクトです。JVPは、Nansenが分析ツールの枠を超え、パートナーと共同でプロトコルの開発・運営に直接参画する新たな取り組みです。
各JVPは、Nansenの貢献とコミュニティの恩恵を受けながら自立するよう設計されており、2026年から本格始動します。NX8を皮切りに、オンチェーン取引やAIシステム、トークン化商品など、戦略的に隣接する分野で新たなプロダクトを展開する予定です。

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