2026年2月12日、SBIホールディングス傘下の仮想通貨取引所SBI VCトレードは、東証グロース市場に上場するTORICOとの連携を発表しました。この提携により、TORICOはイーサリアムの取引・保管・運用に関するサービスを強化します。
提携の概要
- サービス提供: SBI VCトレードは、大口顧客向けに「SBIVC for Prime」を通じてOTC取引や仮想通貨オプションを提供します。
- 法人課税適用除外サービス: 1年以上の移転制限を条件とした含み益への法人課税適用除外サービスも含まれます。
TORICOの目標
TORICOは2025年7月に仮想通貨事業への参入を宣言し、専門子会社「TORICO Ethereum」を設立しました。現在、約1,684ETH(時価約5億円)を保有しており、短期目標として6,000ETHの保有を掲げています。これにより、日本トップのイーサリアム・トレジャリー企業へのポジションを確立することを目指しています。
イーサリアムの特徴
イーサリアム(ETH)は、ビットコインとは異なり、年率約3%のステーキング報酬を得られるほか、DeFiプロトコルを活用した多様な運用が可能です。TORICOはDeFiプロトコルのモルフォとの提携交渉も進めており、プット・オプション売却を通じて1株あたりのETH保有量を増やす方針を示しています。
安藤代表のコメント
TORICOの安藤代表は、オンラインイベント「Ethereum Shift 2026」で「イーサリアムETFや現物保有とは競合しない。大口保有者特有の運用を実行する点で明確に差別化できる」と強調しました。
資金調達の計画
TORICOは最大約40億円の資金調達スキームを構築し、市場価格でのディスカウントなしでの調達により株価希薄化を抑制する設計としています。
今後、TORICOの6,000ETH達成の時期と調達スキームの進捗が注目されます。

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