フォワード・インダストリーズ、最大40億ドルの株式発行プログラムを申請

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Crypto

ナスダック上場企業のフォワード・インダストリーズ(Forward Industries)は、2025年9月17日に最大40億ドル(約6000億円)規模のアット・ザ・マーケット(ATM)株式発行プログラムをアメリカ証券取引委員会(SEC)に申請したと発表しました。このプログラムにより、同社は市場環境に応じて柔軟に資本を調達し、ソラナ(SOL)を中心とした財務戦略を進めることが可能になります。

資金の用途

発表によれば、調達した資金は以下の目的に使用される予定です:

  • 運転資金の確保
  • 事業の拡大
  • ソラナの保有量の強化

フォワード・インダストリーズは、プログラムの指定代理人であるカンター・フィッツジェラルド(Cantor Fitzgerald)を通じて、新規株式を段階的に売却する手段を得ることになります。

背景と戦略

この動きは、同社が「ソラナ特化型財務基盤構築として過去最大規模」と称する資金調達を完了してからわずか数週間後に行われました。フォワードはすでに16億5000万ドル(約2475億円)規模の暗号資産財務基盤構築契約を背景に、680万SOL以上を取得しています。

カイル・サマニ(Kyle Samani)会長は、ATM株式発行を「暗号資産戦略の拡大と財務基盤強化のための柔軟かつ効率的な仕組み」と評し、同社のソラナ保有量を最大化する方針を示しています。

市場の反応

記事執筆時点で、フォワード・インダストリーズの株価は約10%下落し、33.51ドルとなっています。この株式発行プログラムは、同社のソラナ戦略を支える重要なステップと位置付けられています。

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