米連邦準備理事会(FRB)は17日、5月に就任したウォーシュ議長が初めて議長を務める米連邦公開市場委員会(FOMC)を開催した。パウエル前議長から引き継いだ金融政策の運営方針が注目される中、市場関係者の間では、インフレ圧力の高まりを受けて年内に2回の利上げが実施される可能性が指摘されている。
米金融調査会社ダイナミック・エコノミック・ストラテジーのジョン・シルビア氏は、「ウォーシュ議長の初めてのFOMCでは、メンバー間でインフレ抑制に向けた積極的な姿勢が確認された」と述べ、新体制下でのタカ派シフトが鮮明になったとの見方を示した。
市場では、ウォーシュ議長がこれまでインフレ警戒姿勢を強く打ち出してきたことから、今回のFOMCで利上げの前倒しや加速が議論された可能性があるとみられている。今後の金融政策の行方について、シルビア氏は「年内に少なくとも2回の利上げが実施される公算が大きい」と予測している。
FRBの新体制による初めてのFOMCの結果は、今後の米国経済および世界の金融市場に大きな影響を与えるとみられ、投資家の関心が集まっている。
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