国際エネルギー機関(IEA)は、過去最大の石油備蓄放出を提案したと報じられています。この提案は、約3億から4億バレルの範囲で、主に中東での戦争によるエネルギー価格の高騰を抑えるための措置として位置づけられています。IEAは、経済協力開発機構(OECD)加盟国の石油備蓄放出を調整しており、11日中にこの決定が行われる可能性があります。
フランスのレスキュール財務相によると、主要7カ国(G7)の首脳は11日に会議を開き、備蓄放出について協議する予定です。G7は、戦略備蓄の放出を含む「積極的な措置」を原則的に支持する意向を示していますが、具体的な放出規模についてはまだ明らかにされていません。
IEAが提案する放出規模は、2022年にロシアによるウクライナ侵攻を受けて行われた1億8200万バレルを上回るもので、加盟国の石油備蓄は合計で12億バレルを超えています。ホルムズ海峡の事実上の閉鎖が続く中、原油価格は急騰しており、IEAの放出提案は市場の安定を図るための重要な措置とされています。

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