Googleは、約10年ぶりにシンボルマークである「G」ロゴを刷新しました。この新しいロゴは、従来の赤・青・黄・緑のブロックデザインから、色同士が滑らかなグラデーションでつながるスタイルに変更されています。このデザイン変更は、AIを軸とする同社の製品群との統一感を意識したものと考えられています。
新しいロゴはすでにiOS版のGoogleアプリのApp Storeで確認でき、Android端末でもバージョン16.18のGoogleアプリから順次表示され始めています。ただし、他のサービスや製品ではまだ従来のロゴが多く残っている状況です。
Googleの広報担当者は、CNETからのコメント要請には応じていないものの、今回のロゴ変更は、同社がAIをプロダクト戦略の最前線に据えていることを反映していると見られています。例えば、同社の生成AIアシスタント「Google Gemini」も、菱形をモチーフにしたブルーからパープルへのグラデーションを採用しており、ロゴデザインにおいても一貫性が求められています。
このロゴ刷新は、Googleが新たな時代に向けて進化していることを象徴する重要なステップと言えるでしょう。

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