さくらインターネット <3778> が急伸し、18日取引ではストップ高まで買われた。買い材料となったのは、読売新聞オンラインが同日、「政府が自国データや技術を活用した国産AI(人工知能)の開発に着手する」と報じたこと。
記事によれば、総務省所管の情報通信研究機構(NICT)が保有する日本語データを提供し、AI開発はプリファード・ネットワークス(東京都千代田区)が担う予定。さらに、開発された国産AIはさくらインターネットの国内データセンターを通じて提供される構想が示されている。
政府主導の国産AI開発プロジェクトに関連企業として名を連ねる形となり、さくらインターネット株には物色が集中。生成AI分野の成長期待に加え、データセンター需要拡大という同社の強みが改めて評価された格好だ。
市場では「政府関連プロジェクトへの関与は業績面だけでなく企業価値の信頼度向上につながる」(証券関係者)との見方も出ており、今後の株価動向に注目が集まっている。
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