2025年11月20日午前の東京株式市場では、日経平均株価が大幅に反発し、取引時間中としては3日ぶりに節目の5万円を回復しました。前日比の上げ幅は一時1600円を超え、特に米半導体大手エヌビディアが19日に発表した2025年8〜10月期の決算が市場予想を上回ったことが好感され、買いが広がりました。
エヌビディアの決算では、売上高と純利益がともに市場予想を上回り、四半期ベースで過去最高を更新したことが報告されました。この結果を受けて、主力の人工知能(AI)関連銘柄の上昇が目立ち、特に半導体関連株に買いが波及しています。
また、米株式市場の時間外取引ではエヌビディア株が一時5%上昇し、これが東京市場にも影響を与えています。円相場も1ドル=157円台と大幅に円安・ドル高方向に振れており、これが輸出関連株にとって追い風となっています。

![]() |


