警察庁は28日、匿名・流動型犯罪グループ(通称トクリュウ)に対する対策を強化する方針を発表しました。2026年度の予算概算要求には、トクリュウ対策に関連する予算として約14億円が計上されており、特に生成AIを活用した情報分析システムの導入が注目されています。
この新しいシステムでは、過去に摘発された容疑者の情報を解析し、相関図を作成することで、首謀者の特定を目指します。警察庁は、全国の警察が作成した捜査報告書を基に、生成AIを用いて迅速かつ漏れなく情報を分析することが可能になるとしています。
さらに、警察庁は海外の捜査当局との連携を強化し、特にSNS事業者から法的に情報を取得する手法についての研究も始めています。これにより、国境を越えた特殊詐欺などの犯罪に対処するための国際的な捜査網を整備することが期待されています。
このような取り組みは、匿名性の高い通信アプリやSNSを利用した犯罪が増加する中で、治安維持のために不可欠なものとされています。警察庁は、今後もトクリュウに対する捜査と対策を強化し、国民の安全を守るための努力を続けていく方針です。

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