サークル(Circle)は2026年2月17日、OpenMindのロボット犬「Bits」を使用した自律決済のデモ動画を公開しました。この動画では、ロボット犬が人間の介入なしに充電ステーションの利用料をUSDCで支払い、自ら充電を完了する様子が確認できます。決済はオンチェーンで行われ、機械間の少額決済が実証されました。
提携の背景
この取り組みは、ロボット向けの基盤ソフトやネットワーク技術を開発するOpenMindとの提携によって実現しました。OpenMindの創業者兼CEO、ジャン・リップハルト氏は、大規模言語モデルがロボットなどの物理的な機械を制御する領域にも応用できる可能性を強調しています。
自律決済機能の統合
OpenMindは、USDCを活用した自律決済機能をサークルと提携して統合しました。これにより、ロボットが人間の介入なしに取引や経済活動を自律的に行える環境が整備されました。
マシン間決済標準の構築
サークルとOpenMindは、2025年12月2日にUSDCを基盤とするマシン間決済標準の構築に向けた戦略的提携を発表しました。AIシステムやデジタルインフラ全体に広がる自律的なマシン間取引を支えるため、USDCを活用したマイクロペイメント標準の開発を進めています。
x402決済規格の導入
同月19日には、「x402」決済規格をベースとしたプロトコル導入が発表されました。このプロトコルは、HTTPリクエストに決済処理を組み込むことで、小額取引を効率的に自動化できる仕組みを提供します。これにより、AIエージェントはエネルギーやサービス、データ取得などを自律的に決済できるようになります。
マシン経済の未来
サークルのジェレミー・アレールCEOは、今後5年間で数十億規模のAIエージェントが決済システムを必要とするようになると予測し、ステーブルコインが唯一の現実的な選択肢になると指摘しています。AIエージェントが自律的にインターネット上で活動するには、自動化された決済インフラが不可欠であり、国境を瞬時に越え、即座に取引可能なステーブルコインが必要です。
このように、サークルとOpenMindの取り組みは、ロボットやAIエージェントによる自律的な経済活動の実現に向けた重要なステップとなっています。

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