暗号資産取引プラットフォーム「Coincheck」を運営するコインチェック株式会社は、エンターテインメント産業に特化したファンクラブサービスを提供する株式会社Fanplusと、Initial Exchange Offering(IEO)についての契約を結びました。この動きは、Fanplusが持つ300を超えるファンクラブ運営の実績と、Web3技術の可能性を融合させ、エンターテインメント業界での新しい価値創造を目指すものです。Fanplusは、東京証券取引所プライム市場に上場するエムアップホールディングスの子会社であり、音楽やエンターテインメント業界でのデジタルサービスの提供を通じて、アーティストとファンの関係を深化させてきました。
FanplusとFanplaが共同で開発を進めているWeb3プラットフォームは、アーティストやクリエイターとファンの間に直接的な繋がりを作り出す「Direct to Fan」モデルを採用しており、ファンがアーティストを支援する新しい形の「推し活」を実現することを目指しています。このプラットフォームにおいて、新しく発行される暗号資産は、アーティストのファン体験をさらに豊かにするために使用される予定です。IEOを通じて販売される新規暗号資産の具体的な用途や詳細は、今後公表されることになります。
このプロジェクトには、Web3領域でのビジネス構築をリードする大手Web3ファンドであるEmoote Pte. Ltd.がパートナーとして関わっており、トークノミクス設計やマーケティング、サービス企画などを支援します。Emooteの代表である熊谷祐二氏は、今後のWeb3と暗号資産業界の「マスアダプション」において、このプロジェクトが重要な役割を担うと強調しています。
コインチェックの井坂友之副社長は、IEOを通じてファンとアーティストが共創する熱量を高め、アーティストのキャリアを支援していくことを目指すと述べています。IEOへの参加希望者は、コインチェックでの口座開設が必要となり、スマートフォンアプリを用いた「かんたん本人確認」を通じて迅速に口座開設を済ませることができます。これにより、IEOの申し込み抽選やセカンダリマーケットでの取引に参加するための準備を整えることができるのです。
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