2026年2月19日、ナスダック上場のイーサリアム(ETH)トレジャリー企業シャープリンクは、同社の普通株式に対する機関投資家の保有率が過去最高の46%に達したと報告しました。この数字は昨年12月31日時点のもので、2025年10~12月期だけでも新たに約60の機関投資家を獲得したことが明らかになっています。
シャープリンクのCEO、ジョセフ・チャロム氏は、この保有状況が洗練された投資家による規律ある取引執行と機関投資家レベルのリスク管理のニーズを反映していると述べています。多くの投資家が同社を選択している理由は、生産性を重視しているからだと説明しました。
同社は、保有しているイーサリアムのほぼ100%をステーキングしており、これによりイーサリアムの増加が見込まれています。市場が不安定な時期でも、1株当たりのイーサリアム保有比率を高め続けているとしています。
2026年2月15日現在、シャープリンクは867,798ETH(時価約2,600億円)を保有しており、2025年6月以降、ステーキング報酬として13,615ETHを生み出しています。これらの報酬はすべて株主に帰属します。
さらに、シャープリンクはリキッド・ステーキングを活用しており、イーサリアム・ネットワークでの直接的なステーキング報酬4,560ETHに加え、リドからの8,906LsETH、EtherFiからの149WeETHを得ています。また、1月にはイーサリアムのレイヤー2ネットワークであるLinea上に1.7億ドル(約260億円)相当のイーサリアムを配置し、リステーキングを行うことで約5%の追加収益が見込まれています。
リステーキングとは、すでにステーキングしているイーサリアムやその派生トークンを別のサービスのセキュリティに再利用し、追加報酬を得る仕組みです。
シャープリンクは、ブランド刷新も発表しており、公式サイトのデザインを更新し、投資家向け広報ページやイーサリアム関連情報ページ、トレジャリー・ダッシュボードを整備しました。最高マーケティング責任者のマンディ・キャンベル氏は、透明性、測定可能な成果、イーサリアム支持に注力していくとコメントしています。
また、シャープリンクは、Forbesなどでの勤務経験を持つベテラン仮想通貨ジャーナリスト、スティーブン・エーリッヒ氏をリサーチ&コミュニケーション部門の責任者に任命し、個人投資家と機関投資家の両方との関係を強化する方針です。
シャープリンクは、イーサリアム・トレジャリー企業においてETH保有量で2位にランクインしており、1位はビットマインです。ビットマインは現在、437万1,497ETHを保有しており、シャープリンクの4倍以上の量を持っています。昨年10月以降の弱気相場にもかかわらず、ビットマインはイーサリアムを買い増しており、先週中にも4万5,759ETHを追加取得しました。

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