2025年10月8日、仙台市中心部に「イオンモール仙台上杉」が開業しました。これは東北地方で15カ所目、宮城県では5カ所目のイオンモールとなります。敷地面積は約33,000平方メートルで、周辺住民の日常使いを狙った都市型モールとして設計されています。
核店舗にはイオン東北が運営する「イオンスタイル仙台上杉」があり、140を超える専門店が入居しています。開店前には約3,000人が列を作り、午前10時のオープンと同時に4階建ての店舗棟は多くの来館客で賑わいました。周辺の道路も混雑し、開業初日から活気に満ちた様子が見られました。
試験営業期間中の1〜7日には、近隣住民を対象に約15万人が来館したとのことです。投資額や年間売上高の目標は公表されていませんが、イオンモールの大野恵司社長は記者会見で「地域の方々と連動しながら、ショッピングをするだけではない地域の生活拠点を一緒につくりたい」と抱負を述べました。
今後、イオンモールは福島県の伊達市と郡山市においても新たなモールの開業を計画しており、地域の生活インフラを集約し、既存のモールを新たな価値あるものに生まれ変わらせることが今後の目標とされています。

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