韓国大統領選挙で李在明氏が当選、革新系政権が誕生

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韓国の大統領選挙で、最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補が当選し、2025年6月4日に大統領に就任しました。これにより、韓国は3年ぶりに保守系から革新(進歩)系へと政権が交代しました。

李氏は、開票結果で49.42%の得票率を獲得し、与党「国民の力」の金文洙(キム・ムンス)候補の41.15%を大きく上回りました。選挙は、前大統領尹錫悦(ユン・ソンニョル)の罷免に伴い、前倒しで実施されました。李氏は、国民の期待に応えるために最善を尽くすと述べ、国民の統合を大統領の責任と強調しました。

李在明氏は、選挙戦を通じて国民の分断を解消し、経済の停滞を打破するための改革を訴えました。外交政策においては、国益を最優先する「実用主義」を掲げ、米韓同盟や日韓関係の重要性を認識しつつ、歴史や領土問題では主張すべきことを主張する姿勢を示しています。

この選挙は、非常戒厳宣言や尹前大統領の弾劾が争点となり、世論調査では中道層の約70%が尹氏の弾劾に賛成していることが明らかになりました。これが李氏の当選に追い風となったとされています。

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