トークン化資産を手掛けるSecuritize(セキュリタイズ)は、ニューヨーク証券取引所(NYSE)での取引開始初日に、自社の普通株式をブロックチェーン上でトークン化したと発表しました。
同社株はティッカー「SECZ」で取引を開始し、適格な米国投資家はセキュリタイズの規制対応プラットフォームを通じて、トークン化されたSECZにアクセスできます。SECZはSolana(ソラナ)とAvalanche(アバランチ)上でトークン化された形で提供され、NYSEで取引される同じ普通株式を表すものであり、別個の株式クラスではありません。
セキュリタイズは、トークン化によって所有形態は変わるものの、株式の基礎的な性質や適用される法的・契約上の制限、譲渡制限が変わるわけではないと説明しています。同社は、上場初日に自社株をオンチェーン化した初の新規上場企業になるとしています。また、株主の参加規模に基づき、トークン化されたSECZは世界最大のトークン化株式になると見込まれています。
セキュリタイズのCarlos Domingo(カルロス・ドミンゴ)共同創業者兼CEOは、同社は以前から公開株式がオンチェーン化すると述べてきたとしたうえで、「上場初日に自社の公開株をトークン化すること以上に、その考えを裏付けるものはない」と説明しました。
セキュリタイズは2017年創業で、BlackRock(ブラックロック)やARK Invest(アーク・インベスト)から支援を受けています。同社はブラックロック、Apollo(アポロ)、KKR、Hamilton Lane(ハミルトン・レーン)、VanEck(ヴァンエック)などに対し、トークン化証券の発行、移転代理、ファンド管理サービスを提供してきました。2026年6月時点で40億ドル以上の運用資産(AUM)を有し、実世界資産のトークン化分野で世界をリードする企業です。

![]() |


