米上場AlphaTON Capital、約630億円調達へ – TONトークン取得とAI投資

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ナスダック上場のデジタル資産運用企業AlphaTON Capital(ティッカー:ATON)は、2025年12月4日に米証券取引委員会(SEC)に対し、最大4億2069万ドル(約630億円)の資金調達を申請したと発表しました。この資金は、TONトークンやその他のデジタル資産の追加取得、テレグラムのミニアプリエコシステム、最近ローンチされたCocoon AIネットワークへの投資に充てられる予定です。

AlphaTON Capitalは、TON仮想通貨に特化したデジタル資産運用企業であり、今年9月にバイオテクノロジー企業から事業転換を行い、約1億ドル(約150億円)相当のTON仮想通貨を取得して資産運用事業を開始しました。現在、同社はTON仮想通貨の保有だけでなく、ステーキング運営やテレグラムのミニアプリ開発、TONエコシステム企業への投資など、包括的な戦略を展開しています。

今回の資金調達は、AlphaTONが「ベビーシェルフ規制」から脱却し、時価総額の拡大に伴い可能になったものです。申請額の「4億2069万ドル」は、仮想通貨業界で知られる「420.69」というミーム数字を反映したもので、業界内では賛否が分かれています。

この資金調達により、TON仮想通貨エコシステムへの機関投資が加速する見込みです。特にCocoon AIへの投資拡大は、テレグラムの10億人超のユーザーに分散型AI体験を提供する基盤強化につながると期待されています。Cocoon AIは、TONブロックチェーン上に構築された分散型AIコンピューティングプラットフォームで、個人が保有するGPUをレンタルしてAI処理に提供することで、TON仮想通貨による報酬を得られる仕組みです。

AlphaTONのインフラ投資により、ネットワークの処理能力が向上し、TONエコシステムの実用化が加速すると見込まれています。

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