カナダ上場のトニーG（Tony G）投資ホールディングスは、2025年6月12日にHyperLiquidのガバナンストークンHYPEを10,387.685枚、平均価格42.24ドルで購入したと発表しました。この総投資額は約438,800ドル（約6300万円）に達し、発表後に同社の株価は8倍以上の急騰を記録しました。
トニーG投資ホールディングスは、2023年に株式上場を果たしたカナダを拠点とする投資持株会社で、ブロックチェーン、仮想通貨、決済処理、オンライン商取引分野への投資を専門としています。新CEOのマット・ザハブ氏は、この投資を「次世代イノベーションを推進するデジタルインフラへの戦略的投資」と位置づけており、HyperLiquid生態系への初の直接投資となります。これにより、同社は成長著しい分散型金融（DeFi）分野への本格的な参入を果たしました。
HyperLiquidは、DeFi取引の効率性と性能向上を目的とした専用ブロックチェーンであり、今回の取得はカナダの規制下にある仮想通貨取引所運営企業WonderFi Technologiesを通じて行われました。この動きは、企業によるDeFi分野への関心の高まりを象徴するものとして市場の注目を集めています。
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