不動産投資商品「みんなで大家さん」集団提訴、1191人が114億円返還を求める

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不動産投資商品「みんなで大家さんシリーズ」を巡り、全国の出資者1191人が運営会社「都市綜研インベストファンド」(大阪市)に対し、計約114億円の出資金返還を求める訴状を大阪地裁に郵送したことが5日に明らかになった。

訴状によると、「みんなで大家さん」は成田空港北西部の開発計画に出資することで分配金を受け取れるとし、約3万8000人から約2000億円を集めた。しかし、2024年度中に開業予定の大型複合施設は未完成で、分配金の支払いが滞っているという。

都市綜研インベストファンドは昨年6月、出資者への重要事項の説明を怠ったとして、大阪府から業務の一部停止命令を受けた。出資者側は「信頼関係が根底から破壊された」と主張し、解約時には出資金の払い戻しを受けられると説明されていたが、実際には返還が行われていないケースもあると訴えている。

出資者の中には、老後の資金を投じたことを後悔する声もあり、「生活のためにと思って投資をしたが、結果的にだまされた形になっている」とのコメントも寄せられている。都市綜研インベストファンドの親会社は、訴状が届いた際には誠実に対応する意向を示している。

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