メタプラネット(東証スタンダード:3350)は、2025年10月7日の報道によると、ビットコインの含み益が5億4,000万ドル(約810億円)に達し、過去最高を記録しました。この含み益は、同社の平均取得価格が1BTCあたり1,589万円であるのに対し、10月7日時点のビットコイン価格が1,880万円であることから生じています。これにより、メタプラネットは平均取得価格から18%を超える含み益を計上しています。
さらに、メタプラネットは10月1日に次の成長戦略「PHASE II」を発表しました。この戦略では、2026年末までに10万BTC、2027年末までに21万BTCの保有を目指す「555ミリオン計画」を掲げています。現在、同社は30,823 BTCを保有しており、2025年度の第1段階目標である3万BTCの保有を前倒しで達成しています。
PHASE IIでは、永久型優先株式の発行を通じて資金を調達し、ビットコイン・インカム事業によるオプション収益を中心に配当支払いを行う方針です。このビットコイン・インカム事業は、通期見通しで売上高63億円、営業利益62億円へと大幅に上方修正されています。
メタプラネットは、国内におけるビットコインの情報、教育、イベント、サービスを一元化し、日本のビットコイン拠点として機能することを目指していることも注目されます。

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