ギャラクシー・デジタル、史上最大規模のビットコイン売却を実施

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Crypto

米デジタル資産大手ギャラクシー・デジタルは、25日に顧客の代理で8万BTC超の売却を完了したと発表しました。この取引は現在の市場価格で約90億ドル(約1.3兆円)に達し、仮想通貨史上最大規模の取引の一つとなりました。

売却の背景と影響

売却を行ったのは、サトシ時代から投資していた初期保有者であり、デジタル資産市場からの「最も早期かつ重要な退場の1つ」とされています。ギャラクシー・デジタルによると、この取引は投資家のより広範な遺産計画戦略の一環として実施されたとのことです。

このクジラ投資家は今月15日からビットコインをギャラクシー・デジタルに送金しており、巨額な利益確定への警戒が高まっていました。クリプトクアントのKi CEOは、今回の売却について「14年間休眠していたBTCで、元々マイ・ビットコインでホストされたウォレットから来たものだ」と指摘しています。このウォレットは2011年4月から非活動状態で、ハッカーか匿名の創設者トム・ウィリアムズのものである可能性が高いと分析されています。

市場への影響

ギャラクシー・デジタルの売却は、ビットコイン市場に大きな影響を与えました。売却が行われた際、ビットコインの価格は一時的に下落し、24時間で647百万ドルのクリプト市場の清算が発生しました。ビットコインは、売却前の価格から約2.45%下落し、現在は約11万7000ドルで取引されています。

最近では、古参クジラウォレットの活動が活発化しており、24日には14年間休眠していたウォレットが3,962 BTCを移動させました。これにより、ビットコインが史上最高値付近で推移する中、ベテラン保有者の大量売却準備が市場動向の注目材料となっています。

このような大規模な取引は、ビットコイン市場の動向を左右する重要な要素であり、今後の価格変動に注目が集まります。

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