シンガポールを拠点に暗号資産(仮想通貨)関連ビジネスを展開するPenguin Securities Holdings Pte. Ltd.は、2026年2月4日にプレシリーズAラウンドで累計約28億円(約1,800万ドル)の資金調達を実施したと発表しました。
資金調達の詳細
今回の資金調達には、以下の日本の投資家が参画しています:
- mint
- 東京理科大学インベストメント・マネジメント
- サードウェーブ・フィナンシャル
- 中島董商店
- ユナイテッド
同社は2023年2月に、GMOサイバーセキュリティ byイエラエの創業者である倉富佑也氏、川辺健太郎氏、瀬戸口翔氏によって共同創業され、川辺氏が共同創業者兼CEOを務めています。
シンガポール金融管理局からのライセンス取得
2025年にはシンガポール金融管理局(MAS)から資本市場サービス(CMS)ライセンスを取得し、仮想通貨デリバティブに加えて、株式・債券・ETFなどの伝統的金融商品の取り扱いが可能となりました。
日本市場への進出
今回の資金調達の注目点の一つは、日本市場への本格進出です。Penguin Securitiesは日本支社を設立し、国内での商品・サービス展開に加え、ビジネスパートナーとの提携を模索する方針を示しています。
調達資金は、以下の目的に充当される予定です:
- 適格投資家・機関投資家向けの運用商品・サービスの拡充
- プラットフォーム・組織体制の強化
- 新規事業領域の開拓
- 戦略的事業提携の推進
今後の展望
同社はこれまで仮想通貨デリバティブを中心に事業を展開してきましたが、CMSライセンス取得により有価証券やファンド商品のラインアップを拡充しました。今後は、仮想通貨と伝統的金融商品を組み合わせた商品開発を進めるほか、モバイルアプリの提供も計画しています。これにより、口座開設・KYC・運用指示・残高確認などの自動化・セルフサービス化を目指します。
Penguin Securitiesは「シンガポール・アジアをはじめ、日本でも信頼される金融会社を目指し、新しい市場価値を創出していく」と述べています。

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