トランプ米大統領の一族が関与するDeFi(分散型金融)プロジェクト「ワールド・リバティ・フィナンシャル(WLF)」の共同創設者ザック・フォークマン氏は、為替・送金向けプラットフォーム「ワールドスワップ(World Swap)」を近くローンチすると発表しました。このプラットフォームは、米ドルステーブルコインUSD1を使用し、国際送金を簡素化し、送金手数料を引き下げることを目的としています。
ワールドスワップの詳細は、今月にトランプ大統領の邸宅で開催されるイベントで発表される予定です。この発表は、10日から12日の日程で開催された暗号資産メディアCoinDeskのイベント「コンセンサス香港」で行われました。フォークマン氏は、ワールドスワップが従来の送金サービスプロバイダーへの挑戦であると述べています。
また、WLFのザック・ウィトコフ共同創設者は、現在の国際送金にかかる手数料が5%から10%であることを指摘し、これが2026年の現代にはふさわしくないと述べました。彼は、ワールドスワップがWLFにとって、USD1を実際の国際決済に拡大する次のステップであると説明しています。
しかし、トランプ大統領の一族が関与するプロジェクトであるため、監視の目や懸念も強まっています。今月4日には、米民主党のロー・カンナ議員がWLFの調査を開始し、アラブ首長国連邦(UAE)の王族との関係について情報提供を求めています。また、米証券取引委員会(SEC)のポール・アトキンス委員長が12日に下院金融サービス委員会の公聴会に出席した際、トランプ大統領と仮想通貨業界との利益相反についても追及を受けたことが報じられています。

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