ispaceの月面着陸船「レジリエンス」、通信確立できず

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宇宙スタートアップのispace(アイスペース)は6日未明、月面着陸を目指して降下を開始した月面着陸船「レジリエンス」との通信が確立できないと発表しました。現在、詳しい状況を確認中です。ispaceはアジアの民間企業として初めての月面着陸に挑戦しており、6日午前9時から東京都内で記者会見を開く予定です。

「レジリエンス」は2025年1月に米スペースXのロケットで打ち上げられ、5月には月周回軌道の制御を完了していました。着陸船は6月6日午前3時半ごろからエンジンを噴射し、月の上空100キロメートルから徐々に高度を下げる計画でしたが、着陸直前に通信が途絶えたとみられています。

ispaceの袴田武史CEOは、着陸の瞬間を迎えるにあたり自信を持って臨みたいと語っていました。今回の着陸船は、到着後に高砂熱学工業の月面用水電解装置を使った実証実験や、米航空宇宙局(NASA)との月の砂「レゴリス」の商取引を計画していました。前回の2023年4月の挑戦は失敗に終わっており、今回の成功が期待されていましたが、現時点では着陸の成否は不明です。

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