2025年3月4日、ニューヨーク発 – トランプ米政権とウクライナは、ウクライナの鉱物資源に関する権益を巡る協定に署名する見通しであることが、関係筋の情報として明らかになりました。トランプ大統領は、4日夜の議会演説でこの合意を発表したい意向を顧問らに伝えたとされています。
しかし、現時点では署名はまだ行われておらず、状況は変わる可能性があるため、注意が必要です。トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は、2月28日にホワイトハウスで会談を行い、ウクライナの鉱物資源に関する合意文書に署名する予定でしたが、記者団の前でロシアへの対応を巡る激しい言葉の応酬が続き、ゼレンスキー氏は合意文書に署名せず、トランプ氏の指示でホワイトハウスを後にしました。
ウクライナのシュミハリ首相は、米国が同国への軍事支援を一時停止したことを受けて、米国との関係維持に全力を尽くす意向を示しています。シュミハリ首相は記者会見で、米国の軍事支援が非常に貴重であり、何千人もの命を救ったと強調し、「われわれは、あらゆる利用可能な手段を通じて、冷静に米国と協力を続ける」と述べました。
さらに、シュミハリ首相は「経済を基盤とした実際的な協力の機会を模索しており、特に共同で投資基金を設立する合意を重視する」と述べ、米国に対してウクライナの希土類(レアアース)や重要鉱物へのアクセスを可能にする協定に署名する意向があることを明らかにしました。
この協定が実現すれば、ウクライナの鉱物資源の開発や利用に関する新たな枠組みが構築されることが期待されます。ウクライナは豊富な鉱物資源を有しており、これを活用することで経済の活性化が図られる可能性があります。
今後の動向に注目が集まる中、トランプ政権とウクライナの関係がどのように進展するのか、またこの協定が地域の安定にどのような影響を与えるのかが焦点となります。

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