IPOの詳細
仮想通貨カストディサービス大手のBitGoは、2026年1月21日に米国での新規株式公開(IPO)価格を1株あたり18ドルに設定したと発表しました。この価格は、当初想定していた15〜17ドルのレンジを上回るもので、投資家からの強い需要を反映しています。BitGoの株式は、2026年1月22日にニューヨーク証券取引所で取引を開始する予定で、ティッカーシンボルは「BTGO」となります。
今回のIPOでは、合計1182万株のクラスA普通株式が発行され、調達額は約2億1280万ドル(約330億円)に達する見込みです。このうち、BitGoが1103万株を提供し、既存株主が79.5万株を売却します。完全希薄化ベースでの企業評価額は約22億ドル(約3400億円)となります。
市場への影響
このIPOは、トランプ政権下での仮想通貨規制緩和を背景に、2026年初の仮想通貨企業による株式公開となります。市場関係者は、BitGoの上場後のパフォーマンスが2026年の仮想通貨IPO市場の試金石になると見ており、今後予定されているクラーケンなどの上場計画にも影響を与える可能性があります。
引受業務には、ゴールドマン・サックスが主幹事を務め、シティグループが共同主幹事として参加しています。その他、ドイツ銀行、みずほ証券、ウェルズ・ファーゴ証券などが引受団に名を連ねています。
BitGoの背景
BitGoは2013年に創業し、規制対象のコールドストレージからカストディ、ウォレット、ステーキング、取引、資金調達、決済サービスなどを提供しています。数千の機関と数百万人の投資家をユーザーとして抱えており、デジタル資産の管理において重要な役割を果たしています。

![]() |


