NTTドコモ・グローバル、AWS・アクセンチュアと連携しAIエージェントの行動真正性を証明する基盤を開発

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NTTドコモ・グローバルは5月28日、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)およびアクセンチュアと連携し、エージェント型AIの行動の真正性を証明する基盤を開発すると発表しました。企業や政府が自律的に動作するAIエージェントを安心して利用できる環境の実現を目指しています。

背景と目的

AIエージェント同士が自律的に取引や連携を行う「マルチAIエージェント」社会の到来を見据え、相手となるAIの開発主体や権限を客観的に確認できる仕組みが不可欠となっています。従来の人間中心のセキュリティ対策では防ぎきれない、AI特有の新たなリスクへの対処が急務です。

協業の内容

今回の発表は、2026年1月に発表されたUniversal Wallet Infrastructure(UWI)のグローバル展開を加速する取り組みの一環です。UWIは、デジタルID、通貨、資産、文書などを官民や業界の垣根、国境を越えて相互利用できる次世代プラットフォームです。

NTTドコモ・グローバルとアクセンチュアは、企業や公共機関が認証情報やトークンを安全に発行・管理・検証できるUWIを共同で構築し、AIがサービスを代行する時代に向けて、検証可能な認証と新しい信頼モデルを世界に広げることを目指しています。

関連する技術検証

NTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)は2026年5月12日、AIエージェント自身の信頼性を確認する仕組みとして、「AIエージェント属性情報レジストリ(仮称)」のプロトタイプ開発と技術検証を開始したと発表しています。

このプロトタイプでは、AIエージェントの身分証明書にあたる「AgentCard」を用いて、以下の属性情報を一元的に管理・検証します:

  • アイデンティティ情報:AIの開発者・運用主体、運用環境の所在国、データの流用ポリシーなど
  • 実行権限の正当性:決済やデータアクセスなどの権限

これらの情報をデジタル証明書の標準規格であるVerifiable Credentials(VC)により検証可能にすることで、なりすましや改ざんを検知し、AI主体のデジタル取引における信頼性向上を目指しています。

今後の展望

NTTドコモグループは、今回のプロトタイプをデジタルIDウォレットやVCの発行・検証機能と連携させ、より実用的なトラスト基盤へと拡張する計画です。また、顧客やパートナー企業、国内外の関連団体との共同実験を通じて、実際のビジネスシーンにおける運用性や有効性の検証を加速させるとしています。

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