イーロン・マスク氏が率いるX(旧Twitter)は、投資機能を搭載する計画を発表しました。フィナンシャル・タイムズ(FT)の報道によれば、XのCEOリンダ・ヤッカリーノ氏がこの計画を明らかにし、最初に米国でローンチする予定です。
現在のところ、取り扱う資産についての具体的な情報は提供されておらず、暗号資産(仮想通貨)が含まれるかどうかは不明です。しかし、マスク氏がドージコイン(DOGE)を含む仮想通貨に強い関心を持っていることから、仮想通貨関連の機能が追加される可能性が高いと見られています。
ヤッカリーノ氏は、Xがユーザーの金融生活を支えるプラットフォームになることを目指しており、支払いや投資、トレードなどの機能を提供する計画を示しました。また、Xは今年1月に決済大手Visaとの提携を発表し、年内にも「X Money Account」の提供を開始する予定です。この新サービスでは、Xウォレットへの資金チャージや銀行口座への送金、個人間送金などの機能が実装される見込みです。
Xは、SNSからスーパーアプリへの進化を目指しており、金融サービスの提供を通じてユーザーの利便性を高めることを狙っています。

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