メタプラネットは2025年6月16日、1112ビットコイン(BTC)を追加購入し、総保有枚数が10,000BTCに達したと発表しました。今回の追加購入における平均購入価格は1BTCあたり1518万2668円で、購入総額は約168億8300万円に上ります。これにより、同社のビットコイン総購入額は約1391億5200万円、平均購入価格は1BTCあたり1391万5230円となりました。
企業のビットコイン保有状況を追跡するBitcoin Treasuriesによると、メタプラネットの保有量は大手暗号資産取引所コインベース(9267BTC保有)を上回り、世界で9番目に多くのビットコインを保有する企業となりました。
メタプラネットのビットコイン取得状況を見ると、2024年中は比較的緩やかなペースであったものの、2025年に入り取得ペースを顕著に加速させています。特に5月以降は一度に500枚を超えるような大規模な購入を重ねてきました。
同社のCEO、サイモン・ゲロヴィッチ(Simon Gerovich)は、今年の年頭に「私たちの目標は、世界でトップ10のビットコイン保有企業にランクインすること。そのためには、保有量を10000BTC以上に増やす必要がある」との目標を掲げていました。今回の追加購入により、目標保有数に上半期だけで到達したことになります。
このような動きは、メタプラネットがビットコインを財務戦略の中心に据えていることを示しており、今後の市場での影響力をさらに強化することが期待されます。

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