フロリダ州の医薬品卸売会社、XRPを財務資産として採用

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フロリダ州の医薬品卸売会社Wellgistics Healthは、5月8日にエックス・アール・ピー(XRP)を財務資産および決済資産として採用し、5000万ドル(約72億5000万円)の資金調達取引の中心に据えたことを発表しました。この取引は、XRPを基盤としたリアルタイム決済用の準備金とインフラを支援するための株式担保付信用枠を確保するものです。

ブロックチェーンを活用した決済システム

Wellgisticsは、薬局ネットワークにおける取引の決済、サプライヤーへの支払い管理、XRPを裏付けとした信用枠の発行にブロックチェーン技術を活用する計画です。この動きにより、WellgisticsはXRPを財務運営に積極的に統合するアメリカの上場企業の一つとなりました。

XRPの採用は、医薬品サプライチェーンにおける2つの主要な課題、すなわち銀行取引の遅延解消とセント単位の決済コストの削減に貢献することが期待されています。

XRPのメリットと機能

Wellgisticsは声明の中で、「当社は、XRPとその関連インフラを医療エコシステムに統合することには一定のメリットがあると考えている」と述べています。具体的には、XRPはACH(Automated Clearing House)や電信送金の1〜3日に対し、3〜5秒で取引を決済することができ、薬局、サプライヤー、製造業者間のほぼリアルタイムの決済を可能にします。

すべての取引はXRP Ledgerに記録され、リアルタイムのコンプライアンス、リベート追跡、監査可能性が確保されると説明されています。また、XRPは非常に低い手数料でのグローバルなサプライヤー支払いを処理する役割も果たすと付け加えられています。

信用枠の提供と今後の展望

この信用枠は、ニューヨークに本社を置くLDA Capitalが提供しますが、XRPベースのサービスが実際に開始される時期については具体的なスケジュールは示されていません。

Wellgisticsのこの取り組みは、医薬品業界におけるブロックチェーン技術の導入が進む中で、XRPの実用化に向けた重要な一歩となるでしょう。今後の展開に注目が集まります。

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