BNYメロンが新たに立ち上げたステーブルコイン準備金用のマネー・マーケット・ファンド(MMF)「BNYドレイファス・ステーブルコイン準備金ファンド(BSRXX)」についてのニュースですね。このファンドは、米国のステーブルコイン発行者が準備金を保有するために設計されており、規制対象のMMFとして機能します。
ファンドは、米国財務省証券や短期国債、現金を担保とする翌日物レポ取引に投資し、1ドルの安定した株価を維持することを目指しています。最近成立した「ジーニアス法」により、ステーブルコイン発行者はこのファンドを準備金として利用できるようになります。
BNYメロンは、ステーブルコイン市場が今後3~5年で大幅に成長すると予測しており、2030年までに1.5兆ドルに達する可能性があると述べています。また、デジタル資産エコシステムの基盤としての現金の重要性を強調し、ステーブルコインがこの変革の最前線に立っているとしています。
このファンドの立ち上げには、米国初の連邦政府認可を受けた仮想通貨銀行であるアンカレッジ・デジタルが初期投資を行っており、BNYメロンはブロックチェーンや暗号資産関連の取り組みにも積極的です。

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