ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ(BitMine)は、ファンドストラットの共同創設者トム・リー氏が率いる企業で、3日、過去1週間でイーサリアム(ETH)を82,353ETH(約400億円相当)買い増したと発表しました。この購入により、同社のイーサリアム保有量は約340万ETHに達し、イーサリアムの総供給量の約2.8%を占めることになりました。
ビットマインは、イーサリアムの保有量が最も多い企業として知られており、同社の目標はイーサリアム供給量の5%を取得することです。トム・リー氏は、イーサリアムに対する強気な見方を示し、基礎的な材料が加速度的に強化されていると指摘しています。特に、ステーブルコインの供給量の増加やアプリの収益の増加が、イーサリアムのファンダメンタルズを支えていると述べています。
また、ビットマインは現金保有額も増加させており、1週間で約3億ドルから約3.9億ドル(約598億円)に達しました。これにより、さらなる買い増しの余力があることを示唆しています。
リー氏は、最近の市場の変動についても言及し、米中対立への懸念から相場が急落したことがあったものの、現在の市況は健全であり、価格とファンダメンタルズが収束する基盤ができたとの見方を示しました。ビットマインの株式も、過去6カ月で437%の上昇を記録していますが、前月比では31%超の下落を見せています。

![]() |


