ビットデジタル、イーサリアム戦略への移行を加速

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Crypto

米ビットデジタル(Bit Digital)は、2025年2Q(4月から6月)の決算を発表し、イーサリアム(ETH)戦略への転換を進めていることを明らかにしました。6月末時点で3万0,663ETH、8月11日時点で12万1,076ETH(750億円相当)を保有しており、今後も資金の大部分をイーサリアムの購入やステーキングに費やす計画です。

収益と純利益の状況

2025年2Qの収益は2,570万ドル(約38億円)で、前年同期比で11.7%の減少。これは、イーサリアム戦略への転換に伴い、デジタル資産のマイニング収益が減少したことが主な原因です。しかし、他の事業の成長により部分的に補えたとしています。純利益は1,490万ドル(1株あたり0.07ドル、約22億円)で、前年同期の1,200万ドルの純損失から黒字に転じました。

ステーキング収益の報告

ビットデジタルは、イーサリアムのステーキング収益も報告しています。2025年2Qのステーキング収益は40万ドル(約5,870万円)で前年同期比2.3%減少しました。ステーキング報酬の増加は、イーサリアムの価格が下がったことで相殺されたと説明しています。2Q末時点で約2万1,568ETHをステーキングしており、この期の実効利回りは年3.1%でした。8月11日時点では10万5,015ETHをステーキングしているとのことです。

CEOのコメント

ビットデジタルのSam Tabar CEOは、「我々の目標は、公開市場で最大規模のイーサリアムのオンチェーンバランスシートを構築すること。また、株主のために魅力的なステーキング報酬を生み出すことです。我々は2021年からイーサリアムを保有し、長期的な価値を堅く信じています。この目標はトレンドを追求しているわけではありません」と述べています。

株価の動向

14日に一時3.18ドルまで上昇したビットデジタルの株価は、15日の終値が3.01ドルとなり、前日比でマイナス5.64%、前月比でマイナス14%となっています。

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