米資産運用大手VanEckは、2025年12月20日に米証券取引委員会(SEC)に提出していたアバランチETFの申請書を修正し、ステーキング報酬機能を追加したことを発表しました。この修正されたS-1届出書によると、同ファンドは保有するアバランチ(AVAX)の最大70%をステーキングに回し、投資家向けに利回りを生み出す計画です。
ステーキングサービスプロバイダーとしてコインベース・クリプト・サービシズを指定し、報酬の4%を手数料として徴収します。ステーキング報酬は手数料控除後、ファンドに計上され、純資産価値(NAV)に反映される仕組みです。
このETFが承認された場合、ナスダックでティッカーシンボル「VAVX」の下で取引される予定です。
VanEckがステーキング機能を追加した背景には、米内国歳入庁(IRS)が11月に発表した新規則「Revenue Procedure 2025-31」があります。このガイダンスにより、ETFや信託が特定の条件下でステーキング報酬を投資家に分配できるようになり、不利な税務上の取り扱いを受けるリスクが軽減されました。
財務長官のスコット・ベッセント氏は、この措置が投資家に新たな利益をもたらし、イノベーションを促進すると述べています。先月にはビットワイズもアバランチETF申請書を修正し、同様の利回り創出機能を追加しており、業界全体でステーキング対応ETFへの関心が高まっています。

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