フランスの高級ブランド「ルイ・ヴィトン」が出資するアメリカの投資ファンド「Lキャタルトン」が、福岡県大川市に本社を置く家具卸大手「関家具」を買収することを発表しました。買収額は数十億円と見込まれ、今月末までに関家具の株式の過半数を取得する予定です。
関家具は1968年に創業し、全国約4700の店舗に家具を卸しているほか、自社ブランドも展開している日本のトップクラスの家具総合商社です。今回の買収により、Lキャタルトンは商業施設や飲食店向けの家具販売を強化し、東京の営業拠点の人員補充も検討しています。
関家具の春田秀樹社長は、「さらなる中長期的な成長と企業価値向上を実現してまいります」とコメントしており、地元大川市からは期待の声が上がっています。市民の中には、「大川のブランドが世界に出て行くことで販路が広がることを期待している」との意見もあり、地域経済への影響が注目されています。
一方で、専門家は「リターンも大きい分、一定のリスクもある」と指摘しており、今後の展開に注目が集まります。Lキャタルトンはこれまでにも様々な企業に投資しており、関家具の買収は日本での8件目の投資となりますが、家具業界への出資は初めてです。
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