1日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均が初めて4万6000ドル台を超え、終値は前日比617ドル(1.4%)高の4万6108ドルとなり、史上最高値を更新しました。この上昇は、朝方発表された8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想通りの内容だったことが背景にあります。
CPIの伸び率は前年同月比で2.9%となり、これが利下げ期待を高め、株式市場を押し上げる要因となりました。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ再開が決定的との見方が広がり、景気減速懸念が残る中でも、米株市場は金利低下期待に支えられた金融相場の様相を呈しています。
この日、幅広い銘柄に買い注文が広がり、特にテクノロジー関連株が好調でした。市場の動向に注目が集まる中、投資家たちは今後の政策決定に関心を寄せています。
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