今年の新米販売スタート!異常な高値に驚き

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スーパーなどで今年の新米の販売が始まりましたが、5キロ7800円という異常な高値に、売る側も頭を抱えています。特に高知県産の「よさこい美人」は、例年の1.5倍の価格で販売されています。

新米の価格動向

コメ店では新米入荷の文字が並び、1キロ1560円、1キロ1290円と、いずれも1000円を超える価格設定がされています。高知県産のコシヒカリも6450円と、消費者にとっては厳しい価格帯となっています。創業以来23年間、コメの価格と向き合ってきた農家産直米すえひろの荒金一仁代表は、「創業以来最高値ですね。こんなに高くなったことはないです」と述べています。

高値の理由

高値水準の一因は、JAの概算金にあります。この概算金は、その年の取引価格の指標となり、令和6年産の売値が前年よりも高騰していることが影響しています。業者の買い付け競争も激化しており、福井県ではブランド米「ハナエチゼン」の収穫が早まるなど、異常気象が影響を及ぼしています。

消費者の反応と選択

新米の店頭価格は、5キロ税込みで4700円あまりと、昨年の出始めより6割アップしています。消費者の中には、価格の安さを重視し、令和6年産のコメを選ぶ人も多いようです。特に、家族が多い家庭では、安価な選択肢を求める傾向が見られます。

備蓄米の状況

一方、岩手県のコメ店では、備蓄米が倉庫に山積みとなっています。発注した10トンの備蓄米がようやく届いたものの、販売計画が崩れ、売れ行きが鈍化しています。政府が設定した販売期限は今月末までですが、農水省からの具体的な案内はまだありません。佐々木米穀店の佐々木尚人専務は、「販売延長を認めてくれるのであれば引き続き販売したい」と語っています。

結論

今年の新米は高値でのスタートとなり、消費者の選択は慎重になっています。また、備蓄米の売れ残りが問題視されており、流通現場は混乱を極めています。今後の動向に注目が集まります。

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