トランプ米大統領は23日、自身のSNSにおいて、イスラエルとイランが「完全かつ全面的な停戦に合意した」と発表しました。この停戦は、米東部時間の24日午前0時（日本時間24日午後1時）から段階的に開始される予定です。トランプ氏は、両国が「12日間の戦争を終わらせるための持久力や勇気、知性を示したことに、心から感謝する」と述べました。
停戦合意に先立ち、イランは米軍による核施設攻撃への報復として、カタールに駐留する米軍基地をミサイルで攻撃しました。トランプ氏は、この攻撃が「非常に弱い」と評価し、事前にイランから通知があったことに感謝の意を示しました。これにより、米側に死傷者が出なかったことを強調し、「平和の時が来た」と述べました。
イランの報復攻撃は、事前通告によって米軍の迎撃を容易にし、大規模な被害を避ける狙いがあったと考えられています。トランプ氏は、イランが地域の平和と調和に向けて進むことを期待し、イスラエルにも同様の行動を促しました。
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