政府は28日、犯罪対策閣僚会議を開き、新たなストーカー対策をまとめた。一定の要件を満たす加害者への全地球測位システム(GPS)機器の装着などが柱で、警察の介入でも止まらない捨て身の犯行を防ぐことを目的としている。すでに導入する韓国や米国では一定の抑止効果が確認されている。
きっかけは今年3月末にサンシャインシティ(東京・豊島)の店舗内で勤務中の従業員の女性が元交際相手の男に刺されて亡くなった事件だった。警視庁は事件を受け、対策の強化を進めていた。
政府は、悪質なストーカーの加害者にGPS機器の装着を義務付けることなどを盛り込んだ新たな対策をまとめる方針を固めている。また、ストーカー規制法の改正も進められており、令和7年12月30日からは、紛失防止タグを用いた位置情報の無承諾取得等を規制対象行為に追加する改正が施行されている。さらに、警察官の職権による警告の創設や、被害者の勤務先・学校を援助主体に追加するなどの措置も講じられている。

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