JAXA、2026年度 大樹航空宇宙実験場の実験計画を公表

※本サイトはプロモーションが含まれています
※本サイトはプロモーションが含まれています
Blog

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2026年5月18日、北海道大樹町の大樹航空宇宙実験場における2026年度の実験計画を発表しました。本年度は、次世代空モビリティの実用化に向けた実証実験や、大気球を用いた宇宙科学研究など、多岐にわたる実験が予定されています。

次世代空モビリティの実証実験

2026年5月から11月にかけて、隣接する北海道スペースポート(HOSPO)の1300メートル滑走路を活用し、小型航空機やドローンによる研究が進められます。主な実験内容は以下の通りです。

  • 無人ドローンの協調飛行実験:複数のドローンが安全に飛行できる運航管理システムを検証
  • 空飛ぶクルマの運航管理検証:実験用ヘリコプターを空飛ぶクルマに見立て、複数機の安全な飛行を検証
  • 上空での携帯電話回線通信環境検証:無人機との通信を想定し、上空1000メートルまで携帯電話のLTE回線がつながるかを試験
  • 小型固定翼無人機の性能試験:機体の基本性能を評価

大気球を用いた宇宙科学実験

期間中には、大型気球3機とゴム気球2機が打ち上げられます。主な目的は以下の通りです。

  • 天体観測用の姿勢制御技術の確立
  • 宇宙線シャワーの同時観測手法の開発:気球と地上で同時に観測するための手法を探る

大樹航空宇宙実験場の概要

大樹航空宇宙実験場は、北海道広尾郡大樹町とJAXAとの連携協力拠点で、大樹町多目的航空公園内に位置します。JAXAは1997年から同地で実験を開始し、2008年からは岩手県大船渡市の三陸大気球観測所で実施していた大気球実験も大樹町で行うようになりました。主要施設として、飛行実験棟、飛行管制棟、JAXA格納庫、大気球指令管制棟、大気球スライダー放球装置などが整備されています。

PR
moomoo証券