エヌビディアは5月20日、2026年2〜4月期(2027会計年度第1四半期)の決算を発表した。売上高は816億ドルと、前期(2026年11〜1月期)の681億ドルから20%増加し、過去最高を更新した。市場予想の約789億ドルを上回る好決算となった。
業績の詳細
ブルームバーグがまとめた事前予想では、総収入は前年同期比78.6%増の781.13億ドル、調整後EPSは117.3%増の1.76ドルが見込まれていた。実際の売上高はこれを上回る816億ドルに達し、人工知能(AI)需要の拡大を背景に収益成長が再加速していることを示した。
株価の反応
好決算にもかかわらず、時間外取引での株価の反応は限定的だった。市場は決算発表翌日の21日に株価が上下いずれかの方向に約6.5%変動する可能性を織り込んでいたが、実際の反応は鈍かった。これは、すでに株価が年初来で大きく上昇していたことや、投資家の期待が極めて高かったことが背景にある。
時価総額6兆ドルへの道のり
エヌビディアの時価総額は5月14日時点で5.5兆ドルを突破し、グーグル(4.7兆ドル)やアップル(4.3兆ドル)を大きく引き離して世界で最も価値の高い企業となっている。直近1カ月で株価は20%近く上昇し、前人未到の時価総額6兆ドルに迫っている。
今後の見通し
エヌビディアはAIインフラ投資の拡大を背景に、データセンター向け半導体需要が引き続き堅調と見込んでいる。2026年度通期の売上高は2,159億ドル(前年比+65%)に達しており、2027年度も成長が続くとの見方が強い。次期(5〜7月期)の売上高見通しは約870億ドルと予想されている。
![]() |


