新興企業のYStory(Yストーリー、東京・品川)は、女性の更年期症状を緩和するためのアプリ「JoyHer」の法人向けサービスを開始した。このサービスは、企業内で更年期の症状に苦しむ女性社員のキャリア継続や生産性の改善を支援することを目的としている。
・サービスの概要
YStoryが提供する「JoyHer企業版」では、利用者がほてりや頭痛などの日々の症状を記録し、人工知能(AI)によって分析される。これにより、京都大学との共同研究を基に、個々のユーザーに合わせた対処方法が提案される。代表のユ・エンショウ氏は、「どんな取り組みが日本人に好まれるかを分析し、AIの学習に取り込んでいる」と述べている。
・導入効果とコスト
企業向けには、導入効果を測定したリポートや従業員向けのセミナーも提供される。従業員500人規模の企業の場合、年間費用は約90万円で、初期費用は不要である。
・資金調達と事業展開
YStoryは、京都大学イノベーションキャピタル(京都iCAP)や婦人科系疾患の医薬品に強みを持つあすか製薬のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)から資金を調達したが、調達額は非公表である。この資金は法人向け事業の拡大に使用される予定だ。
YStoryは、AI技術を活用して症状に応じた適切なセルフケアやアドバイスを提供することを目指しており、女性の健康管理に特化した革新的なプラットフォームを構築することで、更年期に関する社会的な課題の解決を図っている。
![]() |


