宮城県富谷市の若生裕俊市長が6月1日、通勤・通学用ロープウエー「Zippar(ジッパー)」の導入検討に向け、福島県南相馬市にあるZip Infrastructureの試験線で試乗した。120メートルの試験線を時速5キロメートルで2往復した若生市長は「予想以上にスムーズでほとんど音がなく静かで、乗り心地はとても良かった」と評価し、実現を後押しする姿勢を示した。
試乗にはZip Infrastructureの須知高匡社長も同乗し、「私は仙台出身なので仙台圏で走る姿を見てみたい。課題を一つひとつ潰して実現に向け努力したい」と述べた。同社は2033年の公共交通としての運行開始を目指している。
Zipparは、車体にバッテリーとモーターを搭載し、直線部はロープ、カーブや分岐部はレールを自走する次世代交通システムで、モノレールの約5分の1のコスト(約15億円/km)で建設可能とされる。1台あたりの定員は12人で、最高時速は36キロメートル、12秒に1台の頻度で運行し、1時間あたり3600人を輸送できる。

![]() |


