日本政府系のエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、2026年3月9日にブラジル中西部ゴイアス州とレアアース(希土類)の採掘や供給に関する覚書を結んだと発表しました。この覚書は、日米欧などの国々が中国からの依存を脱却し、代替調達を急ぐ中での重要な一歩とされています。
ブラジルは、世界で2位のレアアース埋蔵量を持ち、全体の約20%を占めています。JOGMECは、資源開発を支援するためにゴイアス州当局と連携し、レアアースの採掘や供給の可能性を探ることを目的としています。この取り組みは、中国がレアアースを外交カードとして利用する中で、日本が安定した供給源を確保するための戦略の一環です。
近年、レアアースの需要は急増しており、特に電気自動車やハイテク製品において重要な役割を果たしています。日本は、過去に中国からの輸出規制によって供給が脅かされた経験があり、今後の供給リスクを軽減するために、ブラジルからの調達を強化する必要があります。
この覚書の締結は、JOGMECがブラジルの資源開発を支援し、レアアースの安定供給を確保するための重要なステップとなるでしょう。

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