米電気自動車（EV）大手テスラの日本法人は、2025年11月1日に札幌市内の商業施設「サッポロファクトリー」に「テスラ札幌」を開業します。この店舗は、国内で25店舗目、北海道内では初めてのテスラストアとなります。これにより、道内でのEV販売が本格化することが期待されています。
店舗の特徴と提供サービス
新店舗では、テスラのセダンタイプ「モデル3」と多目的スポーツ車（SUV）タイプの「モデルY」が展示され、試乗や購入相談も受け付けます。札幌市在住者に対しては、補助金の交付により、RWD（後輪駆動）のモデル3の実質負担額が430万円台になるとされています。
充電インフラと今後の展望
テスラの急速充電器「スーパーチャージャー」は日本国内に138カ所695基設置されていますが、北海道内では札幌、函館、苫小牧の3カ所に12基しかありません。旭川や帯広への設置を求める声も多く、今後の充電インフラの拡充が課題となっています。テスラ日本法人の橋本理智社長は、2026年以降に北海道内での店舗拡大を計画していることを明らかにしました。
この新たな店舗の開業は、北海道におけるテスラのプレゼンスを強化し、地域のEV市場の発展に寄与することが期待されています。
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