米NYSE上場のクリーンコア・ソリューションズが11日、5億DOGE(約187億円相当)のドージコインを取得したと発表しました。この取得により、同社は30日以内に10億DOGEを取得するという中間目標に到達しました。クリーンコアは、8日にも2億8,542万枚の初回購入を実行しており、わずか3日間でドージコイン保有量をほぼ倍増させるという迅速な戦略を示しています。
公式ドージコイントレジャリーの設立
クリーンコアは、ドージコイン財団の企業部門「ハウス・オブ・ドージ」と連携し、オフィシャル・ドージコイントレジャリーを設立しました。このトレジャリーは、ロビンフッドのプラットフォームを通じてビットスタンプで安全に保管されています。クリーンコアの長期目標は、ドージコインの流通量の最大5%を確保することです。これにより、決済、トークン化、ステーキング類似商品、国際送金での実用性拡大を支援する方針を掲げています。
ドージコインETFの登場
さらに、米国初のドージコインETFが来週にもウォール街で取引開始予定です。このETFは、レックス・シェアーズとオスプレー・ファンドによって運営され、DOGEの現物保有とデリバティブの組み合わせの構造を採用しています。これにより、ドージコインの市場での存在感がさらに強まることが期待されています。
市場への影響
クリーンコアのドージコイン取得により、同社の株価は時間外取引で40%上昇しました。ドージコインの価格も週間比で10%高を記録するなど、投資家の関心が高まっています。この動きは、ドージコインの実用性が広がる中で、さらなる需要を生む可能性があります。
クリーンコアの財務戦略は、ドージコインの未来に大きな影響を与えるとともに、暗号資産市場全体の動向にも注目が集まっています。

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