米国防総省、台湾有事に備え日本とオーストラリアに「関与」を求める

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英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版は12日、米国防総省ナンバー3のコルビー政策担当次官が日本とオーストラリアの国防当局者に対し、台湾有事で米中が軍事衝突した際の役割を明確化するよう伝え、「関与」を求めたと報じた。複数の関係筋の話としている。

FTによると、トランプ米政権はインド太平洋地域の同盟国に台湾有事に備えさせ、中国への抑止体制を強化する狙いがある。歴代米政権は有事の対応について明確にしない「曖昧戦略」を維持してきた。米シンクタンク、アメリカン・エンタープライズ研究所のアジア専門家は「米国が有事にどう対応するのか分からない中で、同盟国が具体的な役割を提示するのは難しい」との見方を示した。

米側はこのほか、日本とオーストラリアに防衛費増額も改めて要求した。ある当局者はFTの取材に、国防総省が両国から増額に関して「前向き」な反応を受け取ったと語った。

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