暗号資産取引所Bybitの最新レポートによると、機関投資家によるミームコインの保有額が2024年2月から3月にかけて約97億円から約319億円に急増し、3倍以上になった。この調査は、Bybitプラットフォームで月に20回以上取引するアクティブユーザーを対象に、1月1日から5月1日まで実施された。特にドージコインへの配分が最も多く、機関投資家の仮想通貨ポートフォリオの2.5％をミームコインが占め、その中でドージコインに36％が割り当てられた。また、機関投資家は第1四半期に29兆円相当のミームコイン無期限先物契約を取引しており、市場の価格変動に対処するためオプションを活用していると分析されている。この動きは、ミームコイン市場への高まる関心とアルトコインの中でのミームコインの成長を示している。
ミームコインは、インターネット上での話題性によって人気を集めるデジタル通貨です。その中でも、イーロン・マスク氏のSNS言及で知名度が上がり、取引量が増加したドージコイン（DOGE）や、ドージコインに触発されて2020年にリリースされたSHIBA INU（SHIB）などが有名です。
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